アドセンスで稼げない。クリックされても単価が低い。1日に1円、2円…という日もある。どうしたらいい?広告の貼り方を教えて欲しい。代わりに運営してほしい。そんな依頼を受けることがあります。
目次
アドセンスで収益をあげるのにいくら費用をかけるの?
現在、そのようなご依頼にはアドバイスのみさせていただいてます。なぜかというと、設定をこちらですると、この先ずーっとランニングコストがかかってしまうからです。アドセンスで稼いだお金を設定代金に使っていくことになります。とてもコスパ良くないですね。
それに、Googleのアップデートも頻繁に行われています。そのたびに広告の貼位置や種類の変更を依頼していてはお金がかかり過ぎます。その何十倍も結果が出ればいいですが、そんな小手先だけの手法では大きな収益を上げることは不可能です。
アドセンスをよく知ったうえでお金をかけるのならいいですが、何もかもお金で解決しようとすると、いつまでたっても稼げないと思います。それは、費用をかけるということ以外に、この後「基本的な考え方5つ」でお伝えする「スキル」が上がらないからです。
何にお金をかけるのはありなのか?
本を買ったり、分からない部分のアドバイスをもらうのにお金を使うのはありだと思います。
その知識やノウハウは、今まで経験したことが無いのに、疑似体験も含めてあなたの頭に蓄積されていくから無意味ではないですね。教えてもらったことをきちんと自分のモノに出来ればとても有意義だと思います。
アドバイスのもらい方も大事です。
「よく分からないので全部教えてください」的な依頼はアウトです。自分でやってみてうまくいかないこと、みんなはどうしているんだろう?という質問を1つ2つにフォーカスして聞くことが望ましいです。何でもかんでも聞いていたら、それもたくさんのお金がかかります。必要最小限にしましょう。
あと、本を買う場合は、何年も先まで使える内容なのか?チェックしておきましょう。そうでない場合は初版の発行年月をみて1年以上も前のモノならば買わないように。どうしても欲しい情報がその本にしかない場合は、中古(古本)で探してみましょう。
アドセンスで収益をあげる基本的な考え方5つ
アドセンスで収益をあげるには、、、
①広告を貼る位置や種類を改善する
クリックされやすい場所に広告を貼っていない場合、または最適な広告の種類を選んでいない場合は、今以上に収益が上がることはありません。
手動広告を使って工夫することが大事です。自分のサイト構成や内容に沿った広告とはどんなものか?よーく考える必要がありますね。
分からない場合は、自分と同じ内容を扱っているブログをたくさん見て研究することです。
ポイント
なるほど!ココにこんな広告があったら思わずクリックしたくなる。触りたくなるよね。というのを見つけることです。この感覚は人に教えられて得るものではなく、自分で見て感じて得るものです。
②アナリティクスと連携して1週間に1度は分析して改善策を打つ
この設定はアナリティクス側からでもアドセンス側からでも行うことが出来ます。分析しないのに「何が悪い」「どこを改善したらいい?」が分かるはずがありません。毎日見ていたら気づきが必ず出てきます。気になる数値があったら他の人の数値は?標準は?ということを気にしてみましょう。
<Googleアナリティクス>「管理」>「アドセンスのリンク設定」
③滞在時間と回遊率をあげる。
ブログの構造を改善します。1ページで読み終わらずに、次のページへの興味を沸かせる演出をすることです。つまり、1ページの文字数を増やす、内部リンクを増やすということになります。
こんな感じで、ブログカードなどを使って内部リンクを効果的に貼る
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④コンテンツを重視する。
アクセスが集まるユーザーのためになる記事を書く。こことても大事です。アドセンスにとっても大事ですが、ココがブログの肝です!
検索順位の上位に立てばクリック単価などすべての数値が上向きになります。
でも間違えたらいけないのが。。。
順位を上げることは目標ではなく指標です!
ココがポイント
ユーザーにとってどれだけ有意義なページであるか?サイトであるか?が大事です。検索意図に合った答えをきちんと書いてあげることで、ユーザーがブックマークしたりシェアしたり再訪問します。これらのシグナルはすべてGoogleが把握します。
つまり、その後、順位が上がっていきます。時間がかかります。急ぐと失敗するので、検索順位はあくまでも指標であるという考えを持つことが大事です。ユーザー視点に立ってコンテンツを積み上げること。見直しを行い改善すること。地道な作業ですが「お金がかからずに将来、お金のなる木に育てる」王道です。
⑤スキルをあげる(これは後述します)
※1番大事なのは4番です。検索順位で上位になれば、広告の単価は格段に上がります。ブログのテーマ(内容)にもよりますが、トップページの10位以内に入ればクリック単価は100円前後になります。テーマが転職やダイエットなどであれば1000円を超えます。
アドセンス収益 改善点 例
◎広告を増やす。(手動広告をつける)
自動広告のみを使っている場合に効果があるのは、「H2見出し上・下(リンク広告)」と「関連広告」です。(画像①)
関連広告(画像②)は、記事数が少ない場合は使えない仕様になっています。もし使える場合は、記事の文末とサイドバーに貼り付ければいいです。どちらかでもいいです。
両方に付ける場合は、サイドバー側を中段より下に設置することがポイントです。これはスマホで見た時に、PCの場合は同時に出ますが、文末とサイドバーは連続して現れるためです。広告が長い面積、続くようになるので危険です。
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関連コンテンツ広告
◎見出し上(下)の広告は3000文字で3つ~4つくらいが目安です。つまり1000文字に1つです。
見出し上(下)は「リンク広告」(画像③)を使うと効果的です。多分一番クリックされると思います。(関連性が高い広告が表示されれば。。。の話ですが。)
※この広告は2回クリックされないと収益化されません。(クリックされて次のページでもう一度クリックされる)
★あと、リンク広告は見出しの上に「広告」を付けるので、「見出し・タイトル」に工夫することが大事です。
広告が出やすい「見出し」とは?
◎たとえば、ワードプレスの有料テーマ「アフィンガー」のことを書いている記事があったとします。
見出しには、「アフィンガーの魅力」「アフィンガーのメリット」「アフィンガを手に入れる方法」というのが並ぶと思うのですが。。。
アフィンガーが広告を出していなかったら。。。
見出しの上には関連の低い、広告が出たり、畑違いの商品が出たりします。
なので、見出しを見直します。
「ワードプレステーマで人気の高いアフィンガー」「ワードプレステーマ「アフィンガー」の魅力とは?」という感じです。すべてのタイトル(見出し)を変える必要はありません。広告を設置する対象となる見出しのみ、気を使うようにすればいいです。
これで、ワードプレステーマのTCDなどの広告が出るようになります。
★アドセンス向きのテーマを使う。(画像⑤⑥)
アドセンスを各ページに一括で表示できる設定があるテーマもあります。使うことができればとても楽になります。
上記のワードプレステーマはAFINGER5(アフィンガー5)です。
アドセンスで収益をあげる まとめ
★最後になりますが、アドセンスで収益をあげるには、広告を貼るという作業から逃げることは出来ません。
長い期間、将来にわたって稼ぐブログをつくるには、コンテンツの見直し、広告種類の見直し、貼り位置の見直し、これらを分析しながら改善していく必要があります。この連続です。これを毎回、他人に任せていたらコスパが悪くなります。(500円稼ぐのに3000円使うみたいな感じになってしまいます。)
★本気で稼ぎたい場合は、広告の種類と貼り位置を試行錯誤して出来るようになることが大事です。
お金がかからずに収益を長期にわたってあげ続けることが出来ます。
本を読んだり、自分でいろいろ試してみる。ダメだったら改善する。結果を分析する。成功したら水平展開する。ダメだったら改善する。。。この繰り返しでスキルとブログが強くなっていきます。これが5番目の「スキルをあげる」です。
頑張ってください。