起業すると自分で資料集めて計算して確定申告しないとダメなんですよ。
目次
確定申告に必要な書類は簿記が分からなくても何とかなる
SOHOでフリーランスで仕事をしている自分ですが、確定申告はいつも不安です。起業すると自分で確定申告をする必要があります!当初、とても面倒!簿記3級も持っていない!ヤバイどうしよう。と思っていました。しかし何とかなるものです。みんな同じようなことで悩んでいるので、その人をサポートすれば多くの需要がありお金を稼ぐことができると考えるので、確定申告に関する本やソフトが多く出回っています。それらを駆使すれば、なんとかなります!毎回不安ですが(汗)
不安と言っても今では、時間がかかることや新たな事項が増えていないかが心配になるくらいで、「出来ない!」という不安はありません。
最初の年は雑収入
起業して最初の年は、退職金などもあったので、それほど収入が無くてもやっていけました。この年から申告はちゃんとしていました!退職金があり、次の会社に転職していなければその時点で申告が必要になってきます。退職金は通常の所得税よりも税率が低い(軽くなるようにされている)のでちゃんと申告した方がお得です。
この年は雑収入として申告しました。つまり主たる収入が起業してからの収入よりも以前の会社でもらっていた金額の方が多かったので、前の会社からの収入を主たる収入先にして、起業してからの収入は副業収入として扱いました。
まだマイナンバー制度が導入される前だったので、いろいろと大丈夫だったような気がします。
ちなみに、会社で働いていた時もブログ等でお金を稼いでいましたが、まったっく申告していません。年間20万円以下の副業収入は申告しなくても良いというルールがあったからです。なので、働きながら副収入が20万円以下の場合は何もしなくてもいいはずです。会社まかせの納税でOK!
次の年は白色申告
次の年は、いよいよフリーランスとしての確定申告です。不安満点でした。簿記なんか全然わからないし、ユーキャンで資格を取ろうかと本気で考えていました。
白色申告は、確定申告ソフトを使えば全く問題なく仕上がります。自分の場合は弥生の白色申告を使いました。たぶん無料でした。今はコレのバージョンアップ版の青色申告を使っています。
さらに次の年は青色申告
やっと青色申告に辿り着きました!本当は去年から、青色にしていた方が節税にはなったようです(やり方を知りませんでした)。自分ですぐに「青色に変えればいいや」ということができないんです。青色申告は税金面でかなり優遇されるのでフリーランスの方はやった方が得です。
青色にする場合は、開業届けが必要になります。各都道府県の税務署に行けばやり方を教えてくれます。5分くらいで終わります。同時に青色申告にするための届け出もいただけるのでそれを記入すればOK!です。届け出は早い方がいいよ。毎年3月15日までに青色の承認申告すれば、その年の収支分から確定申告できます。(つまり翌年です。)
青色の場合に65万円の控除を受けようと思えば、複式簿記が必要になります。これが、言葉を聞いただけでアレルギーが出るくらい不安でした。「こんな難しい書式の簿記ができるのかよ」って。でも安心、確定申告の青色バージョンを使えば、そんなに難しくなく出来上がります。やっとくと便利なことは、収支の通帳はひとまとめ(1冊)にしておくこと。家庭で使う分は1か月に1度、生活費(自分の給与みたいな感じ)として自分用の通帳に振り込む。(これでかなり楽になる)。要は自分用と会社用を分けるということです。あとはありきたりですが、通帳、領収書などはすべて整理してとっておくことです。
青色申告特別控除
●不動産所得又は事業所得を生ずべき事業を営んでいる青色申告者で、これらの所得に係る取引を正規の簿記の原則、(一般的には複式簿記)により記帳し、その記帳に基づいて作成した貸借対照表及び損益計算書を確定申告書に添付して法定申告期限内に提出している場合には、原則としてこれらの所得を通じて最高65万円を控除することとされています。(国税庁HPより)
税理士さんにアドバイスをもらった4つのこと
- 正しく確定申告をする意思を持つ
- 節税と脱税は違う
- 確定申告はためると時間がかかるので税理士か確定申告ソフトに頼るべき
- 申告は簡素に資料は完璧に!
詳しくは書けませんが、ありのままの記録を保全する、またはその資料を引き出せるようにしておくことが大事ということです。税務調査が入った時に資料がすぐに出せて正当な説明や理由があれば、それほど怒られることはないそうです。もちろん指導が入れば、素直に従うのがいいと思います。まれに見解の違いというのが出てくるらしいのですが、この場合は先方の意見を聞く方がいろいろとあとあと面倒くさくないそうです。
起業 確定申告 簿記 まとめ
簿記の資格をユーキャンでとっても良いと思います。簿記は難しく考えがちですが、思っていたよりも楽しい。内容が分かると事業の欠点とか実際にある今の現金(キャッシュ・フロー)とかが分かります。黒字っぽく見えるけど、支払いと振込の日付をよく見てみると、単月で赤字の日があるジャンみたいな。
とりあえず今の確定申告では簿記を習っていなくても青色申告の65万円控除バージョン(複式簿記あり)はクリアできます!必須は、確定申告ソフトとスマホのアプリです。連携している方が使いやすい!銀行口座、キャッシュカード、明細記録がでるやつと、領収書を写真撮ってソフトに金額が読み込まれるやつです。
まずは確定申告ソフトをダウンロードしてそれを軸に連携するアプリをスマホに入れておけば、毎回パソコン開けなくても、いつでもスマホで確認できて安心できます。
参考になれば幸いです☆